ひたすら撮影記

写真の事や日常の疑問を気ままにレポート

単焦点レンズ購入検討

D4, D5のISO感度テスト

色々なロケーションに対応するためには最新機材をそろえざるを得ないという状況です。所有するD4の常用ISO12,800で凄いという時代は過ぎて今はISO25,600, 51,200, 102,400という時代です。拡張ISO約300万が使えるD5というのは冷戦時代のスパイ映画さながら闇夜に紛れての撮影とかでもするのでしょうか?

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D4とD5のISO感度別の画像テストがありました。

nikonrumors.com

D4の常用最高でのISO12,800なら日常スナップでも十分使えます。画質的に許せる範囲はISO3200位ですがISO6400を使用する位なら状況により必要なら一気にISO12,800位まで上げた方がかえって被写体ブレ等の影響も避けれますのでいいかもしれません。常用ISOといいますがレンズの性能にもかなり左右されます。ボディとレンズの特性を知るというのは高いカメラ機材を買う上でも知っていた方がいいと思います。と語っておりますが私も最近までは殆ど調べないで作品例を見つつ判断していました。

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www.dxomark.com

また、わたしたちの経験からすると評点が20を超えたカメラとレンズの組み合わせば充分に高品質といえ、25を超えているカメラとレンズの組み合わせは高性能といえ、30を超えていればかなり高性能のカメラとレンズの組み合わせといえます。極めて高性能のカメラとレンズの組み合わせですと、40を超えることがあります。

とあるように今はこのDxOMarkを元に機材の性能を調べています。この引用文からDxOMark20以上の組み合わせは高品質な組み合わせと言えるようです。30以上の組み合わせというのはほとんどが単焦点レンズとの組み合わせです。NikonズームレンズならAF-S 70-200 F2.8 VR2とD810の組み合わせで最高31です。D850ですと更に上がると思いますし最新の70-200 F2.8と組み合わせるともっと高い値になると思います。

85mm F1.8という単焦点レンズを検討するに至る。

私の場合ですとDxOMark15-20の間という高品質の手前ゾーンの組み合わせ機材です。25以上の組み合わせをそろえるとなるとレンズ&ボディも買い替えの必要があります。現状ですとかなり厳しい予算事情となります。

Surfer

 FlickrよりD810と24-70 F2.8の組み合わせです。DxOMarkでは25-30となる組み合わせで撮影しています。ご覧のようにかなり高品質な作品となっています。売り物にもなる感じですね。色のコントラストや解像感を比べてもDxoMark15-20付近の私の機材とは品質に1段の違いを感じます。作品とよべるには最低でもこれ位のスキルと機材が必要なのでしょうか?

DxoMark10-15という組み合わせ

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今日貼り付けてある写真はFlickr作例以外は全てがこのボディとレンズの組み合わせです。上の作例とはDxoMark値で10-15の開きがあります。個人的にはこのスコアをかなり信頼しています。D7100と70-300ですと中古で揃えるとなると¥80,000程です。対してD810と24-70ですと¥300,000程です。約4倍の価格差を考えたら普通に趣味として使うなら購入は控えますね。

作品作りなら単焦点レンズ

価格は中古良品です。ズームレンズの魅力はレンズ交換しないで済むという点です。長らくズームレンズばかり使っていました。単焦点レンズはズームに比べると値段も安いのが揃っているので是非一本は持っておきたいです。しかし、種類が多いので悩みます。そこでDxOMarkを参考に標準域の焦点距離で価格も手が届きそうなレンズを調べました。24mm, 35mm, 50mm, 85mmのF1.8レンズです。

24mm

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¥60,000

35mm

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¥40、000

50mm 

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¥20、000

85mm

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¥45,000

50mm F1.8が¥20,000です。DxOMark 27ですしD7100でもDxOMark 22あり絞ればかなり良好なレベルになる感じです。しかし唯一30以上の85mm f1.8は魅力的です。望遠レンズでDxOMark 25以上の値の機材をそろえると30万円オーバーでこちらはレンズ一本で約2万円です。85mm f1.8ですとD7100ですとクロップで170mm f1.8ということです。しかもDxoMarkは30です。これは次期機材購入候補のNo1ですね。綴りつつの自己満足評価ですがご参考になれば幸いです。

フォトグラファーとして売れる作品を作るには?

撮りためた写真が売れる?という面白い記事を見つけストックフォトというのを知りました。登録してストックフォトから始めて今はカメラマン登録をしております。依頼が来れば撮影に行くという委託カメラマンです。しかし、基本私の作品は売れないです。売れない要因は単純明快です。需要がない。欲しい人がいない。だから売れないし依頼も来ない。

売れる写真とは?

と自分なりに考えてみました。

  • 売れる写真は綺麗な写真
  • 売れる写真は何が主役かよくわかる写真
  • 売れる写真は何を伝えたいか分かる写真

とこの3つが重要だと思います。

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この写真ですと

①綺麗ではない。(明暗差が大きい。)

②紅葉のようだがインパクトが低い

③この一枚でなにを伝えたいか全然分からない。

ストックフォト的には売れませんし掲載不可となるでしょう。カメラマンはストックフォトのような広告的な要素は若干なくなりますが基本売れる写真としてのポイントは同じです。この何気ないスナップでもバッチリ作品として撮れるように日ごろから訓練するしかないと思います。

自分の作品の勝手な検討

最近の適当に撮影した作品でストックフォトで提出する場合を考えました。

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比較するとまだこの上の写真の方が売れる可能性は高いです。

①綺麗に撮れている。

②紅葉の落ち葉。

③秋の終わり。

寂しいい感じが伝わります。今の私の状態を反映している作品です。自分の環境を前面にだす作風として完成すると作品は評価が高まります。

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次に「残る私」 というタイトルですと売れるかもしれません。タグとして「孤独」や「しがみつき」とか自分の心境のタグをつけると売れる可能性はあります。が、需要はかなり低いので売れても1,2枚でしょう。

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次に「まだ残る」というタイトルとしてタグとして「消えた仲間」や「暗く明るく」やら「もう終わり」とかを付けるとひょっとして売れるかもしれません。グローバルに英文としてタグをつけて可能性を広げるのも有効です。といいいますのメジャーなストックフォトの運営会社はほぼ英語圏ですので英語は必須です。

売れる作品を作るには?・・・そんなの知りません。

と言い切ります。ですが全くの初心者の方の場合は露出と主役を把握して綺麗に撮り続けて作風を確立すればいいのではないでしょうか?ストックフォトをするなら単焦点レンズ、マクロレンズの方が綺麗に撮れると思いますのでそちらをお勧めします。だいたいDxOMark 25以上の組み合わせです。撮り続ければ売れるコツとかが分かり収入を得れるのではないでしょうか?と、HowTo本に書いていました。

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この作品から分かると思いますが、「置いけぼり」「むなしさ」「過ぎ去る時間」等々と心境が全面に出てしまうタグを付けます。ネガティブも人間の心理です。写真は心にもあります。暗い面も作品につながれば芸術となります。