ひたすら撮影記

写真の事や日常の疑問を気ままにレポート

いろいろ撮る!!Part367

毎日暑い日が続きますね。体力の消耗を抑えつつ、今回もいつもの水辺をのんびりと歩きながらのスナップです。

遠くの絶景を求めるのも写真の醍醐味ですが、こうして足元にある季節の移ろいや、何気ない自然の造形をじっくりと観察する時間も、私にとっては欠かせない大切なひとときです。

今回は、水辺の草の穂と、道端に咲いていた可憐な紫の花を切り取ってみました。

1枚目の写真は、水辺に生える草の穂にグッと寄って撮影したものです。

風でわずかに揺れる穂先を追いかけながら、マニュアルフォーカス(MF)でじっくりとピントの芯を探る。このプロセスそのものが心地よい時間です。ピントを合わせた穂のフサフサとした微細な質感や葉の鋭い筋がシャープに解像している一方で、背景の水面や草むらがなだらかに溶けるようにボケてくれました。

この「キレのあるピント」と「柔らかなボケ」の対比のおかげで、主役がフワッと画面から浮き上がってくるような圧倒的な立体感が出せたと思います。

ここからは、緑の中でひっそりと、しかし鮮やかに咲いていた紫の花です。

こういった色の濃い花は、現像の際にうっかりすると彩度が上がりすぎて不自然になりがちです。しかし、そこはNikonのカメラと、いつも愛用しているDxO PhotoLabの組み合わせ。肉眼で見て「綺麗だな」と感じた記憶の色にスッと馴染む、非常に素直でナチュラルな発色に仕上がりました。

左下の手前側の花にピントを置き、右奥へ向かってなだらかにボケていくように構図を整理したことで、背景がうるさくならず、花の可憐さを優しく引き立てることができました。

ファインダーを覗きながら自分の意志でピントを置き、光と質感を捉える。そんな静かで芯のある撮影スタイルを、これからもマイペースに続けていきたいと思います。

これからさらに暑い日が続きますので、皆さんもこまめな水分補給を忘れずに、夏の撮影を楽しんでください。

では、また次回。